堕天王の逝く道

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zoom RSS 『風守の電流』  UN−GO二次創作小説  12月6日追加スミ

<<   作成日時 : 2011/12/05 20:57   >>

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UN−GO
http://www.un-go.com/


12月6日
続きを書いたので、下に追加しました。『新十郎に大人の対応を』からが追加分です。もうちょっとこじれるかと思ったのですが、結構あっさりと終わりました。新十郎の一人称が、今更『僕』なのか『俺』なのかが分からくなりました。どっち? とりあえず、『僕』にしました。オチは、アニメ本編の因果の『ササジュース』のアレンジです(笑
ページは分けると分かりにくいので一本化しました。
今後のUN-GOの二次創作小説の展望ですが、物凄く短いのを一本。新十郎が見た幻想をアレンジしたものですね。それと、梨江お嬢様の『魔女っ娘デカ』をやります(笑 唐突に思いついたので。八話は、ネタが豊富で助かります。

12月5日
第八話で風守が活躍いたしましたので、また書くことにしました。ただ、思ったよりも話がこじれちゃったので、もうちょっとだけ続きます。今日、書けた分だけ公開。続きが書けたら、公開します。多分、容量的には今回掲載した分と同じぐらいです。


このお話は、第八話の一部を勝手に捏造したものです。正しい内容は、アニメ本編をご覧くださいませ。

では、本編へ。


 風守の電流

 第八話 中盤より――。
 結果的に、新十郎の腕に嵌る事となった風守お手製の手錠。新十郎を幻想から回帰させるため、風守は手錠に電流を流した。
「風守・・・お前・・・」
「おまけっ!」
 三度目の電流。新十郎は、ぐったりと地面に座り込んでいる。
「もう一つ、おまけ!」
「がっ!」
 完全に覚醒した所に、さらに風守が電撃で勝を入れた。しかし、状況が見えていない風守。次から次へと電撃を投入し始めた。
「反応がありませんね。失敗しちゃったかな。えい! もう一回! これでも食らえ! なんだか、楽しくなってきました。さらにもう一つ!」
「風守・・・いい加減にしろ!!」
 電撃に負けず、新十郎は立ち上がって空へと吠えた。
「・・・お久しぶりです、新十郎様」
「さりげなく話を進めるな。後で覚えておけ」
 新十郎は、手錠に向かってそう毒吐いた。

 おしおき
「風守!」
 勢い良く扉を開け、帰宅した新十郎。散々、電撃を食らわしてくれた風守へ、お仕置きをしてやると息巻いていた。
 その風守は、玄関のすぐ近くにいた。白い着物に身を包み、正座をして頭を垂れている。新十郎は、思わずたたらを踏んでいた。
「お帰りなさいませ、新十郎様」
 新十郎は、出鼻を挫かれる形となった。目を泳がせ、戸惑う。しかし、風守には厳重に抗議をしなければならない事を辛うじて思いだし、咳払いを一つ――戸惑っていた事をごまかすように吐いた。
「あぁー、風守。俺が言いたいことが分かるな?」
「分かっております。新十郎様、どうぞ、気が済むまで私をなぶってください」
 顔を上げた風守は、いつものように無表情。しかし、どことなく嬉しそうにも見える。新十郎は慌てた。周りをきょろきょろ見渡したのは、風守の言葉を聞いた人がいないか、再確認したのだ。
「ま、待て、風守。そういう事じゃないんだ」
「私、少し調子に乗っていました。さぁ、新十郎様、私の髪でも手でも足でも引っ張ってください」
「だから・・・」
 最初の勢いは、どこかに行ってしまった。新十郎は、とにかく慌てるばかり。それでもなんとか思考をまとめ上げ、それを言葉として放った。
「一週間だ」
「はい?」
「一週間、風守とは口を聞かない!」
 きっと風守の中では、落雷でも落ちたかもしれない。それぐらい、彼女の動きがぴたりと止まった。新十郎は、逃げるようにその場から去って行った。

 落ち込む風守
 ソファーの上で、膝を抱いて丸くなっている風守。それに気づいた因果が、傍に寄って来た。
「風守ー、どうしたの?」
「新十郎様が、一週間も口を聞いてくださらないそうです」
「あぁー・・・」
 因果も、事の顛末を知っている。風守にお仕置きすると息巻いていた結果、口を聞かないという事になったのかと、因果は状況をまとめた。
「新十郎も、大人げないよねー。ちょっとビリビリされただけなのに」
「新十郎様に、悦んでもらえると思っていました」
「そ、それはどうかな。んー、でも、新十郎・・・やっぱりマゾ?」
「違うんですか?」
「んー、んー、考えすぎて分からなくなってきたよ!」
 因果は、ジタバタと地団駄を踏んでいる。
「ちょっと、新十郎に言ってくる!」
 因果は、軽やかに走り去って行った。

 ここからが12月6日 追加分です。

 新十郎に大人の対応を
「ほら見て! 風守、落ち込んじゃってるよ! 可愛そうだよ!」
 新十郎を引っ張って来た因果は、共に物陰に潜み、落ち込む風守を見つめる。
「いいや、可愛そうじゃないね。あれは、風守が悪い」
「もう、新十郎! 風守だって、必死だったんだよ!」
「それは知っている。けど、風守ははっきりと、『これでも食らえ』と言ったんだぞ。明確に僕を痛めつけてやるという意思が滲み出ていた!」
「そ、それは・・・」
 因果は内心、『それはフォローできない』と呟いた。

 新鮮ササ絞り
 風守に口を聞かないと宣言して、二日目。新十郎は、物陰から風守の様子を窺っていた。今日も、ソファーの上で丸くなっている。表情は膝を抱いているため、よく分からない。
「新十郎、いい加減にしなよー」
 因果が後ろから声をかけて来る。
「僕は、風守がここを出て行かないように監視しているんだ」
「それって、結局風守の事を心配しているってことだよ?」
「そんなことはありえない」
「もう面倒臭いなぁ。もう風守だって十分反省しているんだって。二人が話さないとつまんないの!」
 因果は、新十郎の背中を突き飛ばした。物陰から出てしまった新十郎は、『因果め』と思いつつ、バランスを取りながら風守の傍まで辿り着く。風守は、新十郎が傍に来ても、顔を上げない。それを見て、新十郎もさすがに良心の呵責に苛む。
「なぁ、風守?」
 風守は答えない。意図的に無視しているのか。そっちがその態度ならばと、新十郎は言いたいことをとにかく伝えることにした。
「さすがに、アレはやり過ぎだ。でもまぁ、もう十分反省しているみたいだから、風守が素直に謝るなら、許してやらない事もない」
 反応がない。
「風守? 聞いているのか?」
 反応がない。訝しみ、風守に触れようとしたその時である――。
「新十郎様? そこで何をしていますか?」
 後ろの机に、一体のヌイグルミ――風守のもう一つのボディであるが、姿を現した。
「そっちか!」
「私の体に何か用事ですか?」
「用事なんてない!」
 新十郎は、ヌイグルミを乱暴に使うと、雑巾を絞るようにしてねじり出した。
「ササ絞り!!」
「ウニャーーー!!」
 風守の悲鳴が響き渡った。

 結局、それ以降話はうやむやとなった。しかし、風守はヌイグルミの体を使っている時は、あまり新十郎に近づかなくなったのであった。

 END

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