堕天王の逝く道

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zoom RSS 定期活動報告

<<   作成日時 : 2011/08/27 12:07   >>

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間もなく8月も終わってしまいますね。



では、定期活動報告です。

合同誌締切変更 2012年 4月以降のCOMIC CITY福岡
http://datenou.blog.so-net.ne.jp/

COMIC CITY福岡29合わせになるのかな。

参加決定イベント
9月 4日 COMIC CITY福岡27 3000sp 福岡Yahoo! JAPANドーム
参加情報は、http://47762756.at.webry.info/201108/article_4.html
10月9日 doujin.plus#03 100sp 都久志会館
10月16日 関西コミティア39 700sp OMMビル
申込みしました。
2012年
1月22日 COMIC CITY福岡28 3000sp 福岡Yahoo! JAPANドーム

小説
空白ノ翼 第六章後日談 『俺たちの同窓会』
書き終わりました。現在、誤字脱字、文章調整中。

隻腕のメイラ オリジナルファンタジー作品
停滞中。

幽世喫茶 『妖のいるコミケ』
書きなおしております。1/6といった所でしょうか。間に合わないなぁ、こりゃ(笑


現在書いている小説の一部を掲載しています。



『俺たちの同窓会』 冒頭1P

 8月7日
 後輩の刈谷恭介が京都へと帰って行った次の日の夜。神山聡は駅前の行きつけの居酒屋で、幼馴染の坂田斎と、古くからの付き合いである鏑木郁子と共に飲んでいた。というよりかは、ほぼ一方的に絡まれているような様相ではあった。
 神山聡は、記憶を喪失している。今年の四月からの記憶しか彼にはない。それ以前の記憶は、全て忘却の彼方。覚えていたのは名前だけで、手掛かりとなるのは左の薬指にはまるプラチナの指輪のみ。いわゆる、『全生活史健忘』と呼ばれる症状に似ているが、全生活史健忘と違って、聡はいまだ自分の名前しか思い出せていない。彼の記憶は、坂田斎というフィルターを通した、『知識』でしかなかった。
 それでも神山聡は、記憶がないならないなりに、生活をしていた。彼をサポートしてくれている存在もある事から、今は就職先も見つかり、安定している。そんな彼が偶然遭遇したのが、祖父の死で帰郷していた鏑木郁子だった。鏑木郁子は、幼少の時から聡が櫻町を離れるまで、一緒に遊んでいた仲であり、彼女自身聡を随分と慕っていたようであった。そのため、聡が記憶喪失であることを知るや否や、『アンタなんか、神山聡じゃない!!』と全否定してきた。斎の助言を得て、なんとか説得して、郁子も今は彼を受け入れることができていた。
 今日の飲み会は、そんな郁子を交えた小さな同窓会のような趣であった。
「私は、姉さんのやり方には納得していません!」
 ある程度食事を食べながら一杯目の酒を飲む、序盤。食べ物が減っていき、酒が重点化していく中盤。そして、食べ物が枯渇し、酒のみでグダグダと粘る後半。その分類で行くと、後半に差し掛かった頃、今まで割と和やかな雰囲気だった所に郁子が、石を投擲した。
 石を投げられたのは、斎である。郁子は、斎を気分で様々な呼び方をする。今は、『姉さん』というのが、斎を指し示していた。
「はぁ?」
 焼酎のロックを片手に、斎は郁子をねめつける。元々、眼光が鋭い彼女であるが、今や完全に人を殺せそうな目をしていた。郁子も酔っているので、そんな瞳を向けられても、全く動じないようである。聡だけ、何かいけない空気を感じて、体を二人から少しでも遠くにやろうと努める。しかし、ここはボックス席で、聡は奥に追いやられている。入口は、斎が占拠しているので、少し下がった所で逃げ道はどちらにしてもない。
「姉さんは、私の聡さんを独り占めにしています! 独占禁止法に抵触しています!」
 残っていたキュウリを箸でつまみ、それを斎に突きつける。その行為に、何の意味があるのか、きっと郁子にも分かっていないのだろう。
「何を言い出すかと思えば。意味が分からないし」
 斎は、露骨に馬鹿にしたように笑っている。


『妖のいるコミケ』 今書いている所から1P抜粋

「レンちゃーん」
「ここまで持って来い」
「やーだー、動いたら死ぬー」
「なら死ね。そこで死ね」
 そして、ひふみは力尽きた。
「ひふみはね、普通の女の子に生まれたかったの」
「そっか。来世で頑張れ」
 するとひふみは、持っていた白い紙をぐちゃぐちゃと丸めて、蓮華に投擲した。蓮華はきっちりそれを受け取る。
「最初からそうしろよ」
「レンちゃんの優しさを信じていたの!」
「そっか。ひふみに優しくしても、一分の得もないからな。で、なんだこりゃ。『報復絶刀屋』? 『触手一家』? なんの一覧表だこれ」
「サークル名と欲しい本の列記してあるのー」
「フタナリってなんだ?」
「二つ並んでいるのー」
「ふーん。いつものようにネットで買えばいいんじゃないのか?」
「希少本なのー。現地で買えるから、お願いね」
 蓮華は、大きなため息を吐いた。
「分かったよ。で、どこに行けばいいんだ?」
「東京」
「東京ね・・・ちょっと待て。東京?」
「うん、東京ー。レンちゃんみたいな友達思いの優しい子と知り合いで、ひふみ、超感激」
「・・・これ断ったら、私をどうにかするんだろう?」
「えー、別に何もしないよ。夏休みになるだけかなー」
 ひふみは、いわゆる特権階級である。当主でさえ、ひふみに頼まれると『外に出る』ということ以外は断れない。『夏休み』、つまり仕事が回って来なくなることを意味しているのだろう。蓮華は、完全に諦めた顔をしていた。
「旅費は、そっち持ちな」
「はーい。ひふみ、優しいからオプションを付けてあげる。トトちゃんも同伴してくれるように、頼んじゃうから」
 その言葉に、蓮華の表情が少しだけ和らいだ。
「それは助かる」
 この時蓮華は、あまり深く考えずにひふみの依頼を引き受けてしまった。それが、ひふみが仕掛けた罠だということにも気づかずに――。

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