テーマ:小説

空白ノ翼 第九章『夏樹と三人の由紀子』 一話『軋む友情』

 空白ノ翼の説明書  第八章までのストーリーや登場人物については、このページで確認してください。  小説になろうは、こっち。  あらすじ  小泉由紀子(ゆきね)は、平凡な女子高生だった。しかし、鬼神会という組織の企みに巻き込まれ、命の危機に晒されたことで、彼女の内に眠っていた『赤鬼(せっき)』と呼ばれる力が暴走してし…

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空白ノ翼の説明書

第九章の公開に向けて、八章の内容を加えました。 新しくなっている所には、『NEW』と入れております。 空白ノ翼は、私こと堕天王が書いている創作現代ファンタジー小説です。 以下、 空白ノ翼の概要 各章の概要 各章の繋がり キャラクター紹介 などなどです。 ここでは、八章までの内容を書いています。九章を読む際に…

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千代ちゃんの転生日記 1話「大久保千代の転生報告」(暫定版)

 セミが鳴いている。天気は晴れ。炎天下。ただ立っているだけでも、体力が奪われていく。  扉のノブに手を伸ばして、それから手を戻して。それを何度繰り返したか。彼女には、今目の前にあるなんの変哲もない扉が、やけに大きく、そして強固であるように感じた。  まるで断絶のようだ。  あっちとこっち。  あの世とこの世。 「あの世とこの世…

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日常と創作メモと進行具合

 今週も拍手ありがとうございます。  3月になって、なんだか寒い日が続いているような気がしております。  明日で、私の休養も終わりです。月曜日からパート勤務ですわ。勤務が、自分の希望通りになる所はいい所だけど、後は働いてみないことには分かりませんね。  執筆の状況です。  空白ノ翼  文章の一回目の調整が終わりまし…

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幽世喫茶最終話『タカという名の妖』

 登場人物、前の話の内容などは、幽世喫茶目録を見てください。  幽世喫茶 最終話『タカという名の妖』  兎渡子(ととこ)は、両手に黒いグローブを付けて、珈琲を淹れていた。黒いグローブは、兎渡子の力を封印する。結局、『幽世(かくりよ)珈琲』を淹れるのを、彼女は断念したのだ。  元々、偶発的に発動したも…

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空白ノ翼 第八章『過去と罪』 第五話 『家出娘の里帰り』

空白ノ翼は、私こと堕天王が描く、長編現代ファンタジーです。 本編は、前の話を読まなくても分かるように努力して書いているため、やや説明過多な所が見受けられるかもしれません。下記の『空白ノ翼の説明書』をご覧になると、もう少し分かりやすくなるかと思います。 今までのお話については、 空白ノ翼の説明書 をご覧ください。 第…

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空白ノ翼 第八章『過去と罪』 第四話『隊長を求めて』

空白ノ翼は、私こと堕天王が描く、長編現代ファンタジーです。 本編は、前の話を読まなくても分かるように努力して書いているため、やや説明過多な所が見受けられるかもしれません。下記の『空白ノ翼の説明書』をご覧になると、もう少し分かりやすくなるかと思います。 今までのお話については、 空白ノ翼の説明書 をご覧ください。 第…

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空白ノ翼 第八章『過去と罪』 第三話『思い出を』

空白ノ翼は、私こと堕天王が描く、長編現代ファンタジーです。 本編は、前の話を読まなくても分かるように努力して書いているため、やや説明過多な所が見受けられるかもしれません。下記の『空白ノ翼の説明書』をご覧になると、もう少し分かりやすくなるかと思います。 今までのお話については、 空白ノ翼の説明書 をご覧ください。 …

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空白ノ翼 第八章『過去と罪』 第二話『晃VS菖蒲』

空白ノ翼は、私こと堕天王が描く、長編現代ファンタジーです。 本編は、前の話を読まなくても分かるように努力して書いているため、やや説明過多な所が見受けられるかもしれません。下記の『空白ノ翼の説明書』をご覧になると、もう少し分かりやすくなるかと思います。 今までのお話については、 空白ノ翼の説明書 をご覧ください。 …

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福岡県地元小説『あまとき』 第十三話 『置いてきたモノ』

  第十二話 『母神とアマトキ』   第一話~第十二話  今までのお話~あらすじ  塔ノ尾公園に降臨したアマトキは、ナグモが引き起こした慶介の神隠しを経て、ナグモ、天鈿女と共に、藤木家に居候する事となった。因縁があった母神との挨拶も済ませ、そろそろ六月が終わろうとした頃、雨が降った。その雨は、アマトキに決断を迫る事にな…

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福岡県地元小説『あまとき』 第十話 『ナグモの涙』

H28年6月8日 文章を調整したため、入れ替えました。 第九話 『妖怪大戦争風味』 一話~九話 前回までのお話 巨大な蜘蛛に追いかけられて、建物とフェンスの間に逃げ込んだアマトキと天鈿女。蜘蛛は、天鈿女が呼び出した猿田彦が引き受けてくれたが、今度はその蜘蛛の主が二人の前に姿を現した。 登場人物 ア…

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福岡県地元小説『あまとき』 第九話 『妖怪大戦争風味』

H28年6月8日 文章を調整したため、入れ替えました。 第八話『幻想生活』 1話~8話 前回までのお話 異界に連れ去られてしまった慶介を追って、天鈿女と共に異界に踏み込んだアマトキ。誰もいない学校で遭遇したのは、モリモリと巨大化する蜘蛛のヌイグルミであった。 登場人物 アマトキ:塔ノ尾公園で降…

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福岡県地元小説『あまとき』 第八話 『幻想生活』

H28年6月8日 文章を調整したため、入れ替えました。  第七話『慶介消失』  一話~七話    前回までのおはなし  福岡県糟屋郡宇美町の障子岳地区にある塔ノ尾公園。藤木慶介は、そこでアマトキという神の降臨に立ち会う。縁あって、慶介とアマトキ、人と神の共同生活が始まった。そこに、天鈿女が現れる。…

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空白ノ翼 第八章『過去と罪』 第一話『高倉姫子』

空白ノ翼は、私こと堕天王が描く、長編現代ファンタジーです。 本編は、前の話を読まなくても分かるように努力して書いているため、やや説明過多な所が見受けられるかもしれません。下記の『空白ノ翼の説明書』をご覧になると、もう少し分かりやすくなるかと思います。 今までのお話については、 空白ノ翼の説明書 をご覧ください。 幕間そ…

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福岡県地元小説『あまとき』 第十二話 『母神とアマトキ』

第十一話『眼鏡のあなた』 第一話~第十一話  あらすじ ナグモが引き起こした神隠し事件に介入し、ナグモを打ち破った神、『母神』。アマトキは、慶介を伴ってその『母神』に会いに行くことに。母神とアマトキ、二人の関係を少しだけ描く。  登場人物  アマトキ  慶介の願いに呼応して降臨した、忘れられた神。遂に衣服を得て、…

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福岡県地元小説『あまとき』 第十一話 『眼鏡のあなた』

第十話『ナグモの涙』 第一話~第十話  あらすじ ナグモが引き起こした神隠し事件が終わり、その結果不思議な共同体となった藤木家。そんなアマトキの下に、遂に衣服が到着する。それを身に纏って散歩に出かけたアマトキは、そこで運命的な出会いを果たす。しかし、その一方彼女の身を苛む何かが、現れようとしていた。  登場人物 …

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空白ノ翼幕間その2『旅行と旧知の再会』

空白ノ翼は、私こと堕天王が描く、長編現代ファンタジーです。 本編は、前の話を読まなくても分かるように努力して書いているため、やや説明過多な所が見受けられるかもしれません。下記の『空白ノ翼の説明書』をご覧になると、もう少し分かりやすくなるかと思います。 空白ノ翼については、 空白ノ翼の説明書 をご覧ください。 第七章と第…

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空白ノ翼幕間その1『聡たちの大島旅行』

空白ノ翼は、私こと堕天王が描く、長編現代ファンタジーです。 本編は、前の話を読まなくても分かるように努力して書いているため、やや説明過多な所が見受けられるかもしれません。下記の『空白ノ翼の説明書』をご覧になると、もう少し分かりやすくなるかと思います。 空白ノ翼については、 空白ノ翼の説明書 をご覧ください。 二年振りの…

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幽世喫茶十三作目『お師匠様が来た』

2015年7月20日 加筆修正しました。 幽世喫茶の十三作目です。ここからは、物語の終盤。シリアスな話が最後まで続きます。 幽世喫茶については、幽世喫茶目録をご覧ください。    幽世喫茶十三作目『お師匠様が来た』  来客を告げる鈴の音が鳴る。客は、厄神社に根を張る妖(あやかし)タカであった。…

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幽世喫茶目録

結構量が多くて、しかも見にくいのでまとめました。 幽世(かくりよ)喫茶とは? 人ではない、幽霊や妖に珈琲を振舞う変わった喫茶店、幽世喫茶。そこを中心に起きる、現代ファンタジー小説。 登場人物 乙衣兎渡子(おとぎぬととこ) 幽世喫茶のマスター。『幽世を奏でる指』という特殊能力を持つ。その指が触れることにより、普通の珈…

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幽世喫茶十二作目『太陽神の御来日』

幽世喫茶の第十二作目となります。十一作目から一年と四ヶ月も経過してしまいました。大変お待たせしました。 幽世喫茶については、『幽世喫茶目録』をご覧ください。 今回のお話のあらすじ 幽世喫茶に再び届いた木箱。中から姿を現したのは、ケツァルコアトルと名乗る女の子だった。「オセロットに会いたい」と語る彼女に纏わるお話です…

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小説の目録

気付いたら、作品が一杯になってしまいました。「作った方がいいよ」と言われたので、それもそうだな、と思い、記事作成です。 とりあえず、第一弾はブログ内の小説のご案内。第二弾は、即売会で頒布している作品のご案内の予定です。 上が比較的新しい作品群で、下に行くほど更新が滞っている作品。さらにその下は、短編で終わっている作品。そ…

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『山城の新しい生活』 艦これ二次創作小説

艦これの二次創作小説です。 苦手な方、興味のない方は、避けてください。 登場する艦娘は、山城と妙高です。 山城は、私の鎮守府に最初に来た戦艦です。今でも、伊勢に続いて、二番目にレベルの高い戦艦。そんな山城は、鎮守府でどんな生活をしているのか。それを妄想したお話です。 山城、大好き。    『山城の新…

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『一航線と五航戦』 艦これ二次創作小説

艦これの二次創作小説です。 苦手な方、興味のない方は、避けてください。 登場する艦娘は、赤城、加賀、瑞鶴です。 私の鎮守府では、赤城→瑞鶴→加賀→翔鶴の順番での着任で、赤城と瑞鶴の時代がとても長かった。そんなこともあって、このお話を思いつきました。私の加賀着任の喜びを含めた、そんな小説です。   一航線と五…

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『故郷に帰る』 艦これ二次創作小説

唐突に思いついた艦これの二次創作小説です。 前の二作とは違う解釈をしています。 お盆も近いので、季節モノということで。 登場人物は、高雄型(鳥海を除く)です。鳥海は、残念ながら出せなかった。ウチの鎮守府で二番目に強い重巡なのに。    『故郷に帰る』  蝉しぐれの中、畦道を歩く。抜けるような青空から…

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『艦娘オンライン』 艦これ二次創作小説

艦これの二次創作小説です。 苦手な方、興味のない方は、避けてください。 登場する艦娘は、北上、伊168、満潮、夕張。他、少しだけですが、あきつ丸、妙高、伊58が出ています。    『艦娘オンライン』  二十一時を回ろうかという時間。食堂で夜食をもらおうかと歩いていた提督の耳に、声が届いた。 「そろそ…

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福岡県地元小説『あまとき』 第七話 『慶介消失』

第六話 『天鈿女登場』 1話~6話    第七話『慶介消失』  天鈿女が帰った後、慶介とアマトキは一階の居間へと移動し、朝食を摂っていた。  時刻は、八時少し前。  朝食は、買い置きをしておいたアンパンとジャムパン。  アマトキが凄く迷っていたので、アンパンとジャムパンを半分にして、お手製の二…

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『多摩強くなりたい……にゃっ』 艦これ二次創作小説

艦これの二次創作小説です。 苦手な方、興味のない方は、避けてください。 登場人物は、多摩を含む球磨型の皆さまです。 『多摩強くなりたい……にゃっ』 「提督、入るにゃ」  暖かな日差しが差し込む、十四時を少し回った頃。突然、多摩が執務室にやって来た。 「どうした? 秘書官でもないのに、執務室に来るな…

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福岡県地元小説『あまとき』 第六話 『天鈿女登場』

 ベッドに胡坐(あぐら)を掻いて座っているアマトキ。  それを見下ろす女性が一人いる。  黒い髪に、鮮やかな緑色の瞳。スーツ姿の彼女であるが、彼女がOLに見えるかというと、全く見えない。どちらかと言えば、詐欺まがいの押し売りをしていそうな、そんな胡散臭さが拭いきれていなかった。 「まさか、寝込みを襲いに来るとは」  アマトキは、…

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福岡県地元小説『あまとき』 第五話『動く土偶』

 黒くて黒くて、真っ黒で。彼女は、そんな姿見だった。それなのに、目の色だけが綺麗なルビーのような赤色で。そんな瞳を細めて、彼女は笑う。 「慶介君」  鈴の鳴るような綺麗な声。  どうして、忘れていたのだろうか。  彼女の事を。  ずっと一緒に……。  一緒に?  誰と?  あぁ……もう何も分からない。  慶…

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