堕天王の逝く道

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zoom RSS 日常と創作メモと進行具合

<<   作成日時 : 2017/03/05 23:11   >>

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 拍手、いつもありがとうございます。

 今週は、ずっと仕事でした。月曜日〜木曜日が日勤で、金曜日が夜勤だったので、一週間振りに今日が休み。
 なんか、空いた時間はゲームばかりしていたので、執筆は進んでいません。
 勘が鈍りそうな気がしたので、練習用にこのブログの最後に短編を載せています。内容に関しては、設定だけ存在しているけど使う用途がなかったものです。これを続けていくかは、まだ考えていません。練習用に思いつきで書いているだけで、プロットもなにもありませんから。

空白ノ翼
 第八章『過去と罪』
 第一話『高倉姫子』 公開中。
 第二話『晃VS菖蒲』 公開中。
 第三話『思い出を』 公開しました。
 第四話『隊長を求めて』
 公開しました。
 第五話『家出娘の里帰り』に変更。
 そろそろ公開出来そう。

 九章『夏樹・由紀子編』
 プロット作成中。


地元小説『あまとき』
 十四話〜 構想を始めました。

幽世喫茶 13作目 『お師匠様が来た』
 お休み中。


参加予定イベント
5月21日 COMIC CITY福岡43
9月17日 COMIC CITY福岡44



『ちょっと違うアマトキ』

 扉――と『それ』を形容してみるが、『それ』に明確な形はない。空間にぼんやりとした輪郭線で描かれた『それ』の姿は、西洋の扉を鳶色、もっと濃いか、それで塗りたくったような色をしている。
 一応『扉』として形容しておく。
 その扉を抜けた先は、眩暈がするような光景だった。
 見上げるほど高い天井に、天井を支える丸い柱が何本も、数えるのが面倒なほど林立している。あまりの空間の広さに、恐怖を覚えて、地面を見る。
 灰色の床板。石材ではない。足で叩くと固い音を立てる。
「なんぞ?」
 声がした。
 銀色の髪の年の頃は十代前半ぐらいの小柄な少女。金色の蛇の目をしている。
 驚いて、この空間へと導いてくれた少女をもう一度見てみる。同じ顔、同じ姿であった。
「ちょっと通るだけ」
「人間を連れてか?」
「そう。ちょっとした旅行みたいなもの」
「アマトキの縁者か。ん? そやつの世界のアマトキは……」
「まぁ、そういうこと」
「嫌がらせか?」
「何故そうなる。ただの余興だよ、これは」
 銀色の髪の少女は、嘆息を吐いたかと思うと、もうそこにはいなかった。
「さぁ、こっちだ」
 手を引かれた瞬間、世界は一変していた。
 建物の屋上であろう。青空に、眩い太陽。じりじりと暑さを感じるが、体感温度はそれほどでもない。初夏よりも少し前ぐらいか。
 眼下に広がる世界。
 例えるならば、古い中国の様式に似ているが、和風の所もあるようだ。極端に高い建物はなく、遠くで煌めく海まで綺麗に見渡す事が出来た。
「歩んできた歴史が違うから、文化も違う。慶介の世界で言う所の、ここは『博多』だよ」
 慶介を導いた銀髪の少女――アラハバキは、ある一点を指差す。その先には、巨大な建物が立っていた。山の斜面に建てられているようだ。大きな神社のような姿。しかし、鳥居がない。
「そしてあれが、この国を治める神、豊穣神アマトキの神殿」
 大和朝廷が破れ、アマトキが神として君臨した世界。
 慶介は、その世界に足を踏み入れた。

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