堕天王の逝く道

アクセスカウンタ

zoom RSS 定期活動報告

<<   作成日時 : 2012/11/24 11:13   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

もうそろそろ11月も終わり。欲しいゲームの発表やら、気になるアニメの情報とかは、ここ最近とんとありません。



では、定期活動報告です。

リンク先に、さやまかずみさんのブログ『鳥月夜』を入れ込みました。
さやまかずみさんは、九州創作合同誌Vol.4で、イラストを寄稿してくれた方です。とても綺麗、そして凛々しいイラストを描かれる方なので、興味のある方はどうぞ、足をお運びください。
さやまさんは、12月9日 へぱちょな15〜IN WONDERLAND〜に、サークル参加されるという事なので、ついでにご案内しておきます。

更新は、以上です。


空白ノ翼について 
第七章第五話『トラウマスイッチ』執筆中。進行度(7/8)
8シーンに入りました。いよいよラストです。すっかり忘れていたのですが、新しく書いた部分を一部抜粋して、一番下に入れ込んでおきます。雰囲気だけでも味わって頂けたらと思います。

幽世喫茶
動きなし。

参加決定イベント
12月9日 へぱちょな15〜IN WONDERLAND〜 大牟田労働福祉会館全館→申し込みをしました。
2013年
1月20日 COMIC CITY福岡31 福岡Yahoo! JAPANドーム

小説
空白ノ翼 第七章『覚醒予兆』

<あらすじ>
小泉由紀子の中に眠る、『赤鬼(せっき)』と呼ばれる力。その力が、由紀子の生命の危機に呼応して、発現暴走してしまう。『赤鬼』を封印するため、由紀子の親友である橘椿が奮闘する。

第一話 『沙夜の友達』 公開中です。
http://47762756.at.webry.info/201112/article_4.html
第二話 『覚醒予兆 前編』 公開中です。
その1 http://47762756.at.webry.info/201112/article_13.html
その2 http://47762756.at.webry.info/201112/article_14.html
第三話 『覚醒予兆 後編』 公開中です。
その1 http://47762756.at.webry.info/201202/article_5.html
その2 http://47762756.at.webry.info/201202/article_6.html

第四話以降のあらすじ
十年前、鬼神皇と呼ばれる組織に拉致された藤堂晃。彼は、薬物調整と人体改造を受け、幹部の一人として戦っていた。橘家に保護された晃。薬物が抜けていくと同時に、彼は少しずつ本来の自分を取り戻していく。
生き別れの妹との関係修復。これから、どうやって生きていくのか。空白の10年間を埋め、社会へと復帰していく第一歩を描く。

幽世喫茶
十一作目完成。次は十二作目。

隻腕のメイラ
あらすじ
人間の国と魔族の国、その国境に面した町。その人間側の町には、『蛇』と呼ばれる連中がいる。彼らは、本来正式な手続きを経て発行される『通行許可書』を無視して、違法に国境を渡る手助けをする者達。法の網目、警備の網目を掻い潜り、巧みに人や魔族を越境させる彼らは、まさに『蛇』と呼ばれるにふさわしい存在だった。
その蛇をしている若い男がいた。彼は、金を稼ぎつつ、情報を得ていた。行方不明になった妹の行方、彼はそれをずっと探している。
その日は、冷たい雨が降っていた。若い男は、路地裏に転がる薄汚れた少女と出会う。左目と左腕が欠落した、満身創痍の彼女は、到底生きているようには思えなかった。しかし、彼女は生きていた。
少女は、魔族の国から来た魔族だった。能力を制限する『ギアス』と呼ばれる特殊銃弾を受けた彼女は、若い男に交渉を持ちかけた。
妹の行方を探す代わりに、72時間の間、匿ってほしい――と。ギアスの効果は、72時間。能力を制限された状態では、まともに戦えない少女は、なんとしてでも72時間、逃げ切らなければならなかった。
若い男と少女の逃亡劇。その最中、若い男はいくつもの選択を迫られる。
今の生活を取るか、少女と共に逃亡生活に身を落とすのか。
少女を追いかける組織から、少女を手渡すか少女と共に抗うのか。
そして――。
行方不明になっていたはずの妹が突然姿を現す。
妹を選ぶのか、少女を選ぶのか。
この物語は、若い男の選択の物語。

二次創作小説
UN−GO
俺の屍を越えてゆけ


空白ノ翼第七章第五話『トラウマスイッチ』 7シーン後半より
保護した晃へ、状況説明するシーンです。


 その日の夜の事――。
 本日のスケジュールを消化し、ベッドでうつらうつらとしている晃。そこに、勝彦を伴って、水及がやって来た。晃は起き上がり、身構えた。そんな晃に、水及はすっと左手を水平に突き出して、『そう急くな』と言わんばかりの態度を見せた。
「私の名は、水及。こちらは、橘家の当主勝彦。藤堂晃。あなたに、大切なお話をしに来ました」
 水及と勝彦は、壁に立てかけてあったパイプ椅子を広げ、それぞれ座る。水及が前で、勝彦がその左斜め後ろ。晃は警戒しつつも、ベッド際に腰を落ち着かせた。
「僕に対しての数々の処置。それに対する対価。ようやく、そういう話をしてくれるという事ですね?」
 水及は、目をぱちくりさせる。気まずい沈黙に、晃は焦った。そんな晃に、水及は穏やかな顔を見せる。
「順を追ってお話をしましょう。そうすれば、先程の問いの答えにもなります」
 水及は、訥々と語り出した。
 まずは、前世の話と言う突飛な所から。晃の前世は、佐助。彼は、鬼神皇と出会い『阿蛇螺』という妖を埋め込まれた。それは、今の晃の両腕に寄生している妖の名前でもある。佐助は、鬼神皇の傍から逃げ出し、そこで橘家の椿という除霊士に助けられる。勝彦は、その橘家の血を引き継ぐ者との事。
 時は流れて現代。橘家の椿が転生した。勝彦の孫娘、橘椿のことである。橘家の椿が転生したのであれば、彼女の傍にいた佐助や櫻姫の転生してくるのではないか? 水及は、その事をずっと警戒していた。しかし、実際には転生してきたことを察知する事が出来ず、分かったのは、晃が両親を殺害し、櫻を橘家で保護した時であった。
「櫻・・・えっ? 生きて・・・いるんですか?」
 水及は、こくりと頷いた。
「あなたの阿蛇螺が、頭蓋骨の丸みで滑り、致命傷に至らなかった。そもそも、鬼神皇に櫻を殺す理由がなかった、と考えるべきでしょう」
 晃は、自分の両腕に視線を落とす。荒縄の痣が肘まであり、この痣自身が、妖『阿蛇螺』である。
「阿蛇螺・・・これは、一体何ですか?」
「それは私にも分かりません。ただ、阿蛇螺の創造主は鬼神皇。外部から操って見せる程度の事は、造作もないでしょう」
「僕の両親を殺したのは・・・」
「手を下したのは、阿蛇螺。それを操っていたのは、鬼神皇。鬼神皇は、あなたを使って何かしらの目的を成そうとしているようです。そのために必要な儀式だったのでしょう。年端もいかなかったあなたに、両親を殺す動機なんて、あるはずがないんです。あなたは、両親を殺してなんかいない」
 晃は、水及の言葉をすんなりと受け入れていた。そう、晃に両親を殺す理由なんてなかった。あるはずがなかった。両親殺害と言う事実。しかし、動機がない。その一致しない二つのものが、そもそも晃に繋がっていなかった、それが答えだという事に、晃は気づいた。
 主語の違いである。今まで、『晃が両親を殺した』、『晃の動機』という二つの事柄だった。しかし、水及の言葉が正しいのであれば、『鬼神皇が両親を殺した』、『鬼神皇の動機』となる。
「私には、あなた方家族を守れなかったという負い目があります。あなたを保護したのは、私なりの罪滅ぼし。それと、兄妹は共に在るべきだという、思いからです」
「これを、取り除くことは出来ないんですか?」
「両腕を切り落とすぐらいしか、方法は今の所ありません」
「なら、僕の両腕を切り落としてください!」
 晃は、懇願。水及は、それを静かに受け止める。
「そんな事に意味はありません。あなたの両腕には、まだやるべき事が残されています。阿蛇螺が、どのような妖なのか、私には分かりません。ただ、前世のあなたは、『空っぽの妖』と言っていました。阿蛇螺自体には意思はない、と。だから、前世のあなたは阿蛇螺を躊躇いもなく武器として使っていた。今は、考えの整理がつかないかもしれません。しかし、両腕を切り落とした所で、何の解決にもならないのは事実です」
 そこで水及は立ち上がった。
「今度はここに櫻を連れてきます。それまでに、良く考えてください。櫻と会ったら、何を話し、何をしたいのか。それではまた明日。聞きたいことがあれば、その時に聞いてください」
 水及は、ぺこりと頭を下げて、一言も喋らなかった勝彦を伴って、出て行った。残され晃は、呆然とした様子でベッド際に座り続けていた。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
定期活動報告 堕天王の逝く道/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる