堕天王の逝く道

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zoom RSS 定期活動報告

<<   作成日時 : 2011/11/26 08:20   >>

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まずは、お礼から。11月12日の記事に、さらに二つ『ナイス!』。22日に、『ナイス!』と『面白い』。24日に、『かわいい』を頂きました。それぞれありがとうございます! 二次創作は始めたばかりで慣れない事も多くあるけど、気持ち玉を頂けているので、なんだかほっとしております。

さて、本日は私の誕生日。30歳となりました。毎年、自分の誕生日はお休みをいただいています。そっか、もう30なのですね。20代を振り返ると、まぁそれは色々とあった10年だったなぁーと思う。曖昧になっている所は、精神的にもちょっとおかしかったのだろう、そう思うし。
今は仕事も固まっているので、次の10年では恋愛とかしてみたいね。結局、恋人いない歴も30年になってしまったし。結婚まではしなくてもいいから、一度だけでも恋人というものを体験してみたい。
同人についても、ほぼ10年の間でやることはやった感じがする。残りは、自分のペースで細々とやって行けたらと思う。
後は、病気をしない事ばかりを願う。アテロームは大したことなかったけど――首筋をメスで切られて痛かったけど、突発性難聴とかになりましたからね。仕事以外で病院にかかるようなことがなければ、それでいいや。


では、定期活動報告です。

合同誌締切変更 2012年 4月以降のCOMIC CITY福岡
http://datenou.blog.so-net.ne.jp/

COMIC CITY福岡29合わせになるのかな。

参加決定イベント
今年のイベントは終わりました。
2012年
1月22日 COMIC CITY福岡28 3000sp 福岡Yahoo! JAPANドーム

小説
空白ノ翼 第七章『覚醒予兆』 進行度 5/18
第一話 『沙夜の友達』 脱稿 文章調整、誤字チェック(未)
第二話 『覚醒予兆 前編』 執筆開始。全8行程中、進行度 1/8
第一話は、数日温めて、それから文章調整と誤字チェックをして、公開しようと思っています。丁度一週間後ぐらいを目途に。

隻腕のメイラ オリジナルファンタジー作品
停滞中。

幽世喫茶
停滞中。

二次創作小説
『風守と新十郎』

『たまには逆襲を』

2作書きました。UN−GOのネタはこれで枯渇です。来週の話で風守が活躍しそうなので、またネタが増えるかも。


では、最後はいつも通り。空白ノ翼第七章第二話『覚醒予兆 前編』冒頭を紹介です。


 空白ノ翼第七章『覚醒予兆』
 第二話 『覚醒予兆 前編』

 2005年 7月下旬――
 揺蕩う泡沫。電子音の子守歌に耳を貸しつつ、ゆらりゆらりと身を任せる。母親の胎内というのは、こういうものかもしれない――藤堂晃は、おぼろげにいつもそう思う。そんな彼は、肝心の母親の顔も思い出せないが。
 治療用と調整用を兼ねるポット。二メートルほどの円柱型で、中身は薄緑色の溶液に満たされている。その中に晃は浸っており、その周りには白衣を着た人々が静かに業務をこなしていた。
 現代の科学を超える品物。オーバーテクノロジーの産物。いや、かつて存在していた高度な文明の技術の応用というのであれば、『ロストテクノロジー』とでも称した方がピッタリと来るのかもしれない。
「よし。溶液を抜いて」
 白衣を着たメンバーの中でも一際若い女性の指示が飛ぶ。彼女の名は、瑠璃葉。この施設の主任である。
 溶液から出て、シャワーを浴び、着替えを済ませた晃は、再び瑠璃葉の下へと戻って来た。瑠璃葉は、オフィスチェアーに体を沈めており、晃に空いている席を進めた。
「お疲れさん。調子はどう?」
「とてもいいです。ここ最近は、いつもより頭がすっきりしている感じがします」
「なるほどね」
 ちらりと表示されている彼のデータを一瞥する瑠璃葉。藤堂晃は、ここではもっとも優遇された特別な被験体である。しかし、実験の内容が内容であるため、投薬や処置の状況では、極端な時には昏睡状態に陥ることもあった。そんな彼に対する投薬が、ここ最近減量傾向となってきている。彼が『頭がすっきりしている』と話すのは、そのためであろう。
「とてもいい傾向ね。今日は部屋に戻って休みなさい。次の任務はまだ決まっていないけど、いつ入るか分からないしね」
 そう話しをしていると――。
「晃はいるかしら」
 いわゆるゴシックロリータの衣装を身に纏った女性が、部屋に入って来た。瑠璃葉は、ため息と共に心の中で『もう次の仕事か』と呟いていた。女性の名は、ルベリア=カッサ。緑色の髪と金色に光る瞳の持ち主。その異色な容姿は、人種のせいではない。種族の違いである。見た目は瑠璃葉や晃と同じ人型であるが、彼女は瑠璃葉や晃と同じ人ではない。一般には浸透していないが、現在の人類は『セカンド・エンパイア』と称される。ルベリア=カッサは、『ファースト・エンパイア』。つまり、前文明の生き残りなのだ。
「晃なら、ここにいるわよ。帰って来たばかりで、まさか仕事ということはないよね?」
「そのまさかよ。残念ながら」
 ルベリアは、晃を見つけると速足で近づいてきた。
「とにもかくにも、晃。おかえりなさい」
 そして、ぎゅっと抱きしめた。
「相変わらず、食べてしまいたいほど可愛いわね」
「ただいまです、ルベリアさん」
「疲れているあなたにこんなことを言うのも心苦しいのですが、鬼神皇さまがお呼びになっておられます」
「はい。ただちに向かいます。瑠璃葉主任、ありがとうございました」
 晃は、するりとルベリアの抱擁から抜けて、瑠璃葉に頭を下げ退室した。そんな晃を真剣な眼差しで見送る瑠璃葉。彼女は、どうも嫌な予感を覚えていた。
「何か気になる事がおありなのですか?」
「最近、投薬量が減っていてね。ちょっとその理由が分からなくて」
「鬼神皇さまには鬼神皇さまのお考えがおありなのでしょう」
 ルベリアも退室する。そんな彼女の背中を、瑠璃葉は睨みつけていた。
「いつも晃の事可愛がっているのに、鬼神皇さまの事が絡むとやっぱりそっちが優先なのね。私には、よく分からないわ」
 瑠璃葉は再び、晃のデータへと視線を移す。何事も起こらなければいいが――そんな願いを心に秘めて――。

 いつからここにいて。どれだけ戦ってきたのか。晃は、はっきりは覚えていない。投薬と処置の副作用で、記憶に混乱が生じるためだ。時には、自分が誰なのか分からなくなることもあったほどである。
「もう次の任務なの?」
 黒い髪の少女が心配そうに聞いてくる。彼女の名は、久遠。晃と同じ年で、晃のメンタルを管理してくれている。
「うん。今回は、鬼神皇さまと一緒に。なんでも、特殊な霊媒体質の女の子を手に入れるとかで」
「そう。無茶はしないでね」
 晃は、無邪気な笑みを浮かべた。
 何のために戦っているのか。そんな事は分からない。ただただ、鬼神皇に従うのみ。それが晃の全てであり、晃がいつでも覚えている間違いのない真実だった。
 今回のターゲットは、特殊な霊媒体質の少女の拉致。名前は、氷女沙夜。舞台は、あのかつて日本の除霊屋業界を支配していた、橘家のお膝元、櫻町。失敗すれば、除霊屋の人間がワラワラ出て来て、脱出は難しくなるだろう。時間をかけず、短時間に拉致して、船で脱出。求められるのはそれだ。
 晃はいつも通りに武装を済ませ、久遠に見送られ部屋を後にした。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そういえば!お誕生日でしたね。
おめでとうございます。
時間の経つのが早いね〜(汗
あかえ
2011/11/27 14:00
お祝いの言葉、ありがとうございます!
そうですね、あっという間ですねぇ・・・
堕天王
2011/11/27 16:55

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