堕天王の逝く道

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zoom RSS 『風守と新十郎』  UN−GO二次創作小説

<<   作成日時 : 2011/11/22 19:42   >>

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UN−GO
http://www.un-go.com/


この作品は、UN−GOの二次創作小説です。
さて、二作目です。これでネタが尽きました。因果日記があるなら、風守日記があってもいいのかなとか思ったりしているので、そこら辺からネタが出来ればいいなとは思っています。
二作目となると、二次創作の難しさというものにぶち当たるようになりまして。そもそも台詞回しと、キャラクターが相手をどう呼ぶのか、それを調べるためにアニメを何度も見直さないと行けなくて、結構大変。結局、梨江が新十郎をどう呼んでいたのかが分からなくて、一度だけフルネームで読んでいたのを思い出し、フルネームでお茶を濁しました。自分のキャラではなく、アニメとして断片的に描かれた情報しかないので、心理描写も出来ないわ、キャラクターを動かすのも難しいわで、一次創作とは違う難しさが満載。だからこそ、勉強になっているのかもしれないと思うようにしてはいますが。

前置きは程ほどに。早速本編と言いたい所ですが、本編に触れていないのでもう少し書かせてください(苦笑 今回は、風守小説第二弾です。テーマは、『着せ替え』ですね。本編でも駒守氏がたくさん衣服を持っていると思わせる描写がありましたので、そこからの派生小説。それと、第六話の一部を勝手に差し替えました(笑 新十郎の正しい反応は、アニメ第六話を参照してくださいませ。

では、本編です。どうぞ。





   風守と新十郎

 UN−GO 5話の後のお話
「ちょっと、買い物に行ってくる」
 新十郎は、因果と風守を残して部屋を出て行った。
「・・・新十郎、出かけちゃったね。あぁー、退屈だなぁー。あ、そうだ! ねぇねぇ、風守! この間着ていた、エッチな衣装って他にもあるの?」
「ありますが」
「あの時、新十郎、頬を染めてたんだよね。なんだかんだで、悦んでいたと思うよ。新十郎が帰ってきた時に、驚かそうよ!」
「それは面白そうです」
 因果に言われて、風守が用意した衣装は、メイド服と呼ばれるものであった。しかし、良く見るメイド服と違い、胸元は必要以上に開いており、スカートが必要以上に短い。五話で来ていたドレスに匹敵するほどの露出度を誇る、マニアックな一品だった。
「こんな感じでどうでしょう?」
「風守、かっわゆ〜い! それなら、絶対新十郎、悦んでくれるよ! あ、早速新十郎が帰って来たみたいだ」
 因果の言葉から間もなくして、『ただいま』と新十郎が帰って来た。
「おかえりなさいませ、ご主人様」
「うおっ! な、なんだその衣装。また、俺を馬鹿にしているのか?」
 新十郎は、頬を染めて目を背けている。
「効果抜群だね! やーい、新十郎のロリコン!」
「悦んでもらえたようですね」
「だから、俺を悦ばせる必要はないと言ったはずだ。いや、違う。そもそも、俺は悦んでいない!」
「新十郎の嘘つき! やーい、嘘つき!」
「嘘なんてついていない! 風守、とにかく着替えろ!」
 新十郎は、照れ隠しなのか本当に立腹しているのか分からないが、そう怒鳴りながら別の部屋へと行ってしまった。

 海勝梨江と風守
 上記の話の少し後。
「出かけて来るが、大人しく留守番しているんだぞ。いいな。その恰好でいろよ。分かったな」
 新十郎は、何度もそう繰り返して因果と共に出かけて行った。風守は、そんな新十郎と因果を見送り、ソファーに体を沈めて小説を開いた。そうしていると、因果の言葉が脳裏を過った。
『あの時、新十郎、頬を染めてたんだよね。なんだかんだで、悦んでいたと思うよ。新十郎が帰ってきた時に、驚かそうよ!』
 やっぱり悦んでいるのではないか。新十郎には、借りがある。彼が悦んでくれるなら、出来る限りのことはしたい。風守は、そう思っていた。
「露出は多めの方がいい。マニアックなもので、あの人はロリコン」
 ブツブツと言いながら、衣装室で探し物。すると、奥の方から一度も着た事のない衣装が出て来た。
「・・・少し露出は減るけど、これで勝負です」
 風守が持ちあげた衣装。それはスクール水着と呼ばれるものだった。
 スクール水着を身に纏い、部屋に戻ると――。
「結城新十郎、いらっしゃいます? 頼みたいことがあるのですが」
 海勝梨江が、キョロキョロと周りを見渡していた。
「今、因果と出かけています。何か御用なら、私が承りますが?」
 梨江は固まっていた。風守は、不思議そうに首を傾げる。
「どうしましたか?」
「あの、その服は結城新十郎の趣味ですか?」
「これですか? 分かりません。でも、メイド服は悦んでいるように見えました」
「メイド服! と、とにかく、その服着替えて! 私、ここで待たせてもらいます!」
 強引に服を着替えさせられた。そして、新十郎が帰って来た瞬間、新十郎は梨江に頬を叩かれていた。
「見損ないました! そこに正座してください!」
「えっ? ちょっと待て。意味が・・・」
「正座してください」
 笑顔でもう一度言われて、新十郎はその場に正座した。
「因果、俺、何かしたか?」
「さぁ? 僕し〜らない」
 因果は、新十郎を放って風守の方へと走って行った。それを見て、新十郎は原因が風守であることをすぐに察した。
「話は分かった。それは誤解だ」
「偉い探偵さんは、もう状況を把握されたと。なら、遠慮は不要ですね」
 結局、梨江の説教が始まるのを止める事が出来ず、新十郎は四時間余りも正座させられる羽目となった。

 第六話の半ばから――。
「君は、あのR.AIと寝ているのか?」
「どいつもこいつも俺の事をロリコン扱いしやがって! 俺は、断じてロリコンではない!」
「そ、そうか。すまなかった」
 怒る新十郎に、驚く矢島。内心、『そうか、やはりこの男』と思っていたが、口に出すと命の危機に晒されるような気がしたので、口にはしなかった。

 その頃、因果と風守は――。
「なんか、新十郎が怒鳴っている」
 電柱に登っていた因果は、屋敷の方へと視線を向けていた。監視カメラには、風守(ヌイグルミ版)がしがみ付いている。
「んー、ロリコンではないと言っているようですね」
「えぇー、今更否定しているの? 新十郎も往生際が悪いなぁー」
 新十郎のロリコン説は、確実に広がっていた。

 第六話のその後――。
 新十郎と因果が不在の時、再び梨江が訪れて来た。
「今日は、あなたに会いに来たの。今日は、普通の洋服で安心したわ」
「私に、ですか?」
「そう。結城新十郎に変な事をされていない?」
「変な事とは?」
「そ、それは色々よ! とにかく、その・・・大切にしてもらっている?」
「力強く抱きしめられたり、舐める事を強要されたり、色々と便利に使われてます」
 風守の言葉には主語が欠けていた。風守は、R.AIであるためウソはつけない。その事を、梨江も知っていた。そのため、完全に勘違いした。
「結城新十郎・・・!」
 その後、新十郎は馬に乗った梨江に追い掛け回されるのだった。


END

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