堕天王の逝く道

アクセスカウンタ

zoom RSS 短編について

<<   作成日時 : 2009/10/19 20:41   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

色々なものを見て、私の創作魂とやらもようやく重い腰を上げてくれたようです。
少しばかり、方向性が定まってきたので、今回滅茶苦茶苦労して出来上がった序文を公開します。
気持ち、あと1〜2個、改良の余地があるとは思っておりますが。

その前に、本日拍手とコメントをいただきました。
ありがとうございます!
とても励みになります。私も、イベントでお会いできるのを楽しみにしていますね。


では、まだ拙い段階ですが、ここまでようやくこじつけた――その足跡を残させてください。


タイトル『ルシアの京都散策』

 崩れかけたアパートの中で、ルシアは千鶴と出会った。アフガニスタン最強の戦士だった男、シスの名をその頃継いでいたルシアは、トップに立つ事もなく一兵士として、AK-47を片手に砂塵の中を駆け抜けていた。その時所属していた部隊は、千鶴一人の手によって壊滅させられる。
 それは、戦いなんてものではなかった。ただの破壊。千鶴はハンマーか、はたまた破砕機か。こちらは単なる張りぼてに過ぎない――圧倒的な力と技術と経験と――完成しすぎたキリングドールではあったが、ルシアが彼女と戦って生き延びられたのは、ただただそこに欠陥があったからである。その欠陥がなんなのか。ルシアは、彼女との戦いの中で見出していた。
 千鶴は、人を殺せないのだ。暗殺者のクセに。だから、自分で手を下さない。あくまで間接的に殺す。柱を倒す、流弾で殺す。そんなハンデがあっても、ルシアの所属していた部隊は千鶴に傷の一つも付けることは出来なかったが。
「・・・私の勝ちですわ。今日からあなたは、私の奴隷になりなさい」
 千鶴との契約。ルシアは、強いものに従う事になんら抵抗も持たない。仲間が殺されてしまったとしても、それは一時的な仲間でしかない。ルシアの本当の仲間は、最初から最後まで、シスだけであった。
 それからルシアは日本へとやってきた。千鶴の手足となり、戦う日々が三年ほど続く。そして、ルシアは千鶴の宿敵であるアナスターシャと出会い、敗北を喫する。

 地下鉄の車内。千鶴の視線の先には、憂いを帯びた瞳を伏せる少年の姿があった。名前は、刈谷恭介。今年の春から大学生として頑張っている――頑張りすぎている。そうしなければ、己が破綻してしまうのではないか。そんな強迫観念を感じさせるほど。
 彼もまた、道に迷う若者である。去年の夏に恋人が事故死してからというもの、本来の自分を完全に見失ってしまっている。家を出て、福岡から遠く離れたこの京都までやってきた彼は、良き人と出会い、少しは変わってきてはいるが、それが逆に負担にもなっているようであった。
「お互いに・・・休息が必要なのかもしれませんわね」
 千鶴の視界に、ゴールデンウィーク向けの旅行のチラシが映る。千鶴自身には、まったく関係のないそれらを見て、ピンと閃いた。
「そうですね。それはそれで・・・楽しめそうですわ」
 子供がいたずらを思いついたときのような――無垢なる笑みを浮かべる千鶴。

 こうやって、恭介とルシアのゴールデンウィークが始まった。

―――――――

恭介の話が出ているのに、ルシアが現在どうあって休息が必要なのかというのが不鮮明なので、真ん中に1シーン加えるつもりです。
他、だらだらと喋ります。

千鶴さんは、よくある『人を殺せない暗殺者』というよりかは、文章に書いてある通り、『人が死ぬ可能性を孕む行動に制限が付く』という設定です。その理由は、一つではなく二つ。発端と発症に分かれています。それらは、いつか本編で描けたらいいなと思ってはいますが。

ようやく『これだ』と思える道が見えたので、これで進めそうです。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
短編について 堕天王の逝く道/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる