堕天王の逝く道

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zoom RSS 神霊狩の感想と長編小説その3

<<   作成日時 : 2008/02/02 22:53   >>

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余計な仕事を請け負わされたが故に、ちと最近家に帰るのが遅くなってしまっています。早く終わんないかな・・・。
それにしても、最近寒いですね。
春よ来い〜・・・でも花粉はやだな。


神霊狩 http://anime.goo.ne.jp/special/ghosthound/
太郎、幽世大冒険。行き過ぎて、死者が集まる病院に紛れ込む。「君には未来しかない」、そういう老人。不思議なニュアンスを感じ取る。まぁ、彼らにはもう『未来はない』、すでに死んでいる存在。あまり長いし過ぎては危険だと、太郎は脱走。その先にたどり着いたのが、また不思議な世界。そこで、変な奴に会う。不思議な場所は、『高度に抽象化された世界』だとか。よく分かりません。名前は、『スナーク』で『プージャム』らしい。意味が分かりません(苦笑。見ようとしなければ、見えない世界・・・とも言っていたような。
都は、寝込んでしまった様子。水没した時の話を聞いた父親が、血相を変える。やっぱりあの言葉には深い意味があるのだろう。『我はよごとのひとこと』だったかなんだか。
帰りに信の叔母? でいいのかな監視に現る。また怖い顔しているよ、この人。
まったく先が読めない。
独特な雰囲気で、楽しくて仕方ないですよ、神霊狩。


では、長編小説その3へ。

由紀子・夏樹編 1〜12話
http://www5f.biglobe.ne.jp/~pfive/tyouhen/yukine1.html
13話
http://diary5.net4u.org/scr3_diarys.cgi?action=article&year=2007&month=8&day=20&cat=2714datenou
14話
http://diary5.net4u.org/scr3_diarys.cgi?action=article&year=2007&month=9&day=28&cat=2714datenou
登場人物
http://www5f.biglobe.ne.jp/~pfive/tyouhen/cyara.html


 由紀子・夏樹編 第十六話『悪夢の始まり』 その3

 十二年前の惨劇が始まったとされる場所。そこに、橘(たちばな)家当主勝彦と、由紀子の兄小泉章吾の姿があった。
 森の中をくりぬいた様に出来た、小さな草原地帯。真ん中に、それなりに大きな石が静かに鎮座しており、その姿はまるで草原を支配する孤独の王様のようであった。
 勝彦はその石を静かに触れる。何も力を感じない。平凡な石だ。
「・・・やはり手がかりなんてものは今更何もないか」
 分からない事があれば、とりあえず原点に戻ってみる。そんな趣旨で、勝彦は章吾を連れてこの場所を訪れていた。しかし、十二年前に調べた時と何も変わってはいなかった。
 風に揺らされ、静かに木々や草達が囁く。
「穏やかな所ですね」
「彼女がここによくいたという話を聞いた事がある。ここは確かに牢獄だったのかもしれないが、それでもここから見える世界が、彼女にとって全てだったのだろう」
 区切られた青い空。手を広げれば収まってしまいそうな小さな姿。あらゆる刺激から遠ざけられていた彼女が、なぜ十二年前の惨劇を起こしてしまったのか。その謎は、今もって解明されていない。
「牢獄で飼われている鳥は、人と交わる事で簡単に鳴き方を変えてしまうものだ。一哉に五十鈴(いすず)殿が居てくれたように、彼女にもまた・・・」
 勝彦の息子一哉。特殊な体質であるため、その半生を離れで隔離され過ごしてきた。ここにいた彼女と、同じ境遇。勝彦は、だからこそそこに答えがあるのではないかと、常に考えていた。息子のことを思い出すと、心が痛む。だが、それは勝彦自身の罪である。逃げるわけには行かない。
「月子殿のほかに、接触していた方がいたと・・・勝彦様のお考えは変わらないのですね。しかし、何度も申しておりますが、ここの特殊な結界を突破して接触できるものが・・・命の危険を顧みず、彼女に接触するだけの理由が、まるで見えてきません」
「それは、私たちサイドから見た考え方であろう。同じ視線で考えていても、見えてくる景色に変わりはない。我らは、何かを見落としているのだよ。それも本当に些細な・・・」
 勝彦は、ふと森へと視線を向けた。
「章吾、この森を抜けた先はどこへと繋がる?」
「えっ? そちらは麓の町へと繋がっていますが、道はありません」
「子供の時に、冒険と称して森に入ったりはしなかったか?」
 章吾は無言であったが、どうやら勝彦が何を言いたいのか理解していない様子だった。
「章吾、麓の町に神山聡の親戚が居ないか、探ってみてくれ。もしかしたら・・・あの男に感じていた違和感、分かるかもしれん」
 十二年前の真相を求めて、動き出す勝彦。
 今まで分からない事が多すぎて、放置されてきた案件であるが、由紀子の赤鬼の発現を確実に抑制するためには、些細な事も見逃してはならない。
 大切な娘の友達を守るためにも。
 そして、願いを託した友人のためにも。
 まずは、由紀子の記憶に居た神山聡が何者であるかを突き止めなければならない。
 そう――ある程度の事は把握しているが、神山聡については謎のまま。それが最大の不安要素だった。


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